スローバックとレスキューギア

流水に出るのであれば、最低限のレスキューギアとして、スローバック、リバーナイフ、ホイッスル、安全環付きカラビナを必ず携行しましょう。

 

リバーナイフは波刃のもので、緊急時にロープをカットするためのものですが、場合によってはボードの切断に使うことも。ホイッスルは、中に玉の入っていないウォーターレスキュー用のもの。いずれもPFDに取り付けて、どんな状況でもすぐに取り出せるようにしておきましょう。

 

安全環つきカラビナは、クライミング用のスクリューロックタイプで良いでしょう。

 

 スローバックは、巾着状のバッグにロープをコンパクトに収納したものです。流れのある川で使用するなら20m以上のものが望ましい。中のロープは、水に浮くフローティングロープを使用したもので、ロープの構造や芯材の材質により、太さと強度に違いがあります。ダイニ―マ(R)などを芯材に使用したものは、細くてコンパクトなのに強度が高いです。SUPのデッキコードに固定しておくより、スローバック用のウエストベルトがあるので、それで腰に装着しておくと、いざという時に素早く取り出せます。もちろん、練習して使い方をマスターしておきましょう。

ロープを携行する場合は、必ずナイフをセットに携行しましょう。絡まった締まった場合は、切るしかない場合も多くあります

 

リバーSUPは自然の中で行うアクティビィティです。怪我や事故、最悪の場合なは死亡に至るリスクがあります。当ホームページ内のコンテンツは、当協会独自の見解に基づくものです。掲載しているスキル、フィールド、装備、安全対策などの情報は、閲覧者の個人利用のために供されるものです。リバーSUPを実施するための判断は、フィールドに詳しいガイドやアウトフィッター、販売店などの助言に従って、ご自身で行ってください。有事の際は、警察、消防、国土交通省、海上保安庁などの公的機関、あるいはレスキューなどの有資格者の指示に従って行動してください。


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